温浴施設で必要な熱交換器のスケール除去

循環式温浴施設では、お湯を作り出す上では髪の毛や体毛などを集める毛を集める機器を通し、大きな不純物を取り除くろ過器を通ります。そして洗浄されてぬるくなったお湯をボイラーなどの熱交換器を通すことで温めますが、スケールの問題が生じます。毛を集める機器やろ過器などではそれを取り除くことまでできないため、熱交換器の配管内でスケールが徐々に蓄積され、非常に分厚い層を形成していきます。熱交換器内のスケールが、0.5mm蓄積されるだけで燃料消費量が60%もアップすると言われており、これは温浴施設の経営にも影響を与えるべき存在となります。

特に温泉成分は、硫黄・マグネシウム・カルシウム・鉄分などの鉱物資源が豊富に含まれており、一般的な水道水よりも配管内に蓄積されやすいのが特徴としてあります。こうした除去を検討する場合、強力な薬剤で成分を溶かすことで除去を行う方法があり、強酸溶解洗浄の方法が存在します。ただそれを行うと今度は、タイルやセメントなどの浴槽を構成する部材をはがしてしまったりして影響を与えてしまいます。現在は浴槽などを構成する部材をダメにしない方法では、酸を用いないイオン洗浄による方法が開発されており、それによって行えば、うまく配管内部のぬめりまで除去ができます。

熱交換器内のぬめりやスケールを除去するだけで、スムーズな熱交換を行うことができる体制を整えることも可能で燃費の向上まで期待できます。循環式温浴施設では定期的なイオン洗浄を行うことで、熱交換器のスケール除去を行っている施設が多いです。

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